Hisanohama aquarium  (福島県いわき市久之浜)

いわき市立久之浜第一小学校 + 久之浜大久地区まちづくりサポートチーム

 

Hisanohama aquariumは子どもたちがつくる光の水族館です。津波による大規模な被害と実態の不明瞭なまま長きにわたって影響する放射能問題に直面した久之浜町という港町で、子どもたちと海との関係を取り戻し、育むためのプロジェクトです。小学校とまちづくり支援団体、アートデザインチームが合同で企画しています。子どもたちは、まずたくさんの海の写真の中から自分が気になった部分を正方形に切り抜き、様々な画材を使って描き写します。出来上がった絵はスキャンされた後、映像処理のプログラミングにかけられ、スクリーンでつくられた空間へ巨大な壁画として投影されます。大水槽のように垂直に立った大型スクリーンと水中トンネルのように360°をスクリーンで囲われた空間がつながっており、その中で子どもたちは自分たちで描いた絵の中で走り回ったり、鑑賞したり、寝転んだりとアスレチックのように楽しみます。海と魚との関係を断ち切られた町にとって、本プログラムは、本質的な問題解決までのつなぎを担い、まちと海とのつながりを再確認させる重要な機会となりました。

 

/// 受賞

KIDS DESIGN AWARD 2015

 

    © 2014 Yoshihiro Kurita, Architect & Associates / nextstations / cut / Support team for Hisanohama Ohisa in Fukushima 

    All rights reserved.

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